最初で最後、家族全員での万博記録
今まで、上の子たち(小6長男・小4長女)とは何度か万博に行きましたが、下の子たち(4歳次男・1歳次女)は連れて行っておらず…。今回が“最初で最後の家族全員での万博”となりました。
一番最初に行ったのは6月。小学校からの招待チケットを利用しましたが、事前抽選に落選してしまい、ほとんどパビリオンを見られず…。
「下の子たちを連れて行くなら、もう少し涼しい季節で、事前抽選をしっかり取ってから」と考え、7月の時点で9月の万博行きを企画しました。
正直なところ、私はあまり乗り気ではなく「行かなくてもいいかな」と思っていました。
しかし息子たちからの「いつ連れて行ってくれるの?」という熱烈なアピールに押され、しぶしぶ行くことに。
ところが、実際に行ってみると…万博の魅力にすっかり取りつかれてしまいました。
会場を象徴する「大屋根リング」は、まさに百聞は一見にしかず。テレビや写真で見るのとは全く違い、そのスケールと迫力に圧倒されました。
心配していた次男も、事前に準備していたおにぎりやパン、お菓子、折りたたみイスやトランプカードのおかげで、待ち時間も楽しく過ごすことができました。
そして今回、家族が一番楽しみにしていたのは「オーストラリア館」。
2か月前の抽選で当選したこともあり、入場までのワクワク感もひとしお。館内では迫力ある映像や体験型展示に子どもたちも夢中になり、大人もその臨場感に圧倒されました。
「やっぱり来てよかった!」と家族全員が大満足。
さらに当日予約で「カナダ館」にも入場でき、ベトナム館やカタール館、優先レーンを活用してスペイン館・中国館にも入ることができました。子連れならではの工夫で、思った以上に充実したパビリオン巡りができました。
お楽しみはパビリオンだけではありません。やっぱり万博グルメも外せない体験のひとつ!
カナダ館では名物のフライドポテト“プーティン”(グレイビーソースとチーズがたっぷり)を味わい、さらにメープルシロップが香るソフトクリームアフォガードも堪能。
会場限定の焼きたて「月化粧」は子どもたちに大人気でした。
ネパール館では、濃厚なマンゴーラッシーにカレー風味の焼き餃子やチキンなど、本格的な味を楽しむこともできました。
「食べたい!」とリストアップしていたものを次々と制覇でき、家族全員で大満足のグルメ体験になりました。
こうして迎えた“最初で最後の家族全員での万博”。
事前準備や子連れならではの工夫もあり、思った以上にたくさんのパビリオンを巡り、グルメも楽しむことができました。
当初はあまり乗り気でなかった私も、実際に行ってみると万博の魅力にすっかり引き込まれ、子どもたちの笑顔に何よりの価値を感じました。
この一日は、写真や体験を超えて「家族で過ごしたかけがえのない時間」として、これからも大切な記録になると思います。