我が家の小6の長男は生き物が大好き。今年は一歩進んで、なんと「ヘラクレスオオカブト」の飼育に挑戦しています。
きっかけは、昨年の秋。大きくて堂々とした姿に惹かれて、成虫の雄と雌のペアをお迎えしました。それからというもの、毎日の世話はもちろん、温度や湿度の管理、栄養バランスにも気を配りながら、長男はカブトムシたちとの生活を楽しんでいます。
そして、ついに雌が産卵しました!卵を見つけたときの長男の喜びようは今でも忘れられません。現在は、孵化した幼虫たちを大切に育てています。栄養豊富なマットに交換し、定期的に様子を観察しながら、「大きく育ってね」と声をかける姿に、命の重みを感じさせられます。
ヘラクレスオオカブトは成虫になるまでに2〜3年かかると言われています。これからも気の長い飼育が続きますが、その過程すべてが学びであり、貴重な体験です。
ヘラクレスオオカブトの幼虫は、成長に応じて飼育ケースのサイズを大きくしていくことが大切です。大きく育てるためには、十分なスペースと快適な環境が欠かせません。
そこで今回、我が家では飼育ケースを自作することにしました。といっても、完全にゼロから作るわけではなく、市販の「文庫本収納ケース」を活用。素材がしっかりしていて、サイズもちょうどよかったため、これをベースに使うことに。
ただし、通気口を確保する必要があったため、ここはプロの手を借りました。専用工具を持っている大工さんにお願いして、25㎜の穴を3か所開けてもらいました。そしてその上に通気口用のシールを貼って、オリジナルの飼育ケースが完成!
かなりの大きさがあるケースなので、これなら幼虫たちもストレスなく、のびのびと成長してくれるはず。実際、ケースを移してからは、マットの中でゆっくりと動き回っている様子が見られ、快適そうな姿に長男もひと安心です。
この飼育ケースが、成虫になるその日までの住まいになります。これからも様子を見ながら、必要に応じてマットの交換や温度管理を続けていきたいと思います。
また近いうちに、飼育の近況をお伝えできればと思いますので、どうぞお楽しみに!